ウオの回遊日記

自由に日々を記録する

【雑談】私の書きたい欲望はただの自己陶酔だと私が言う

書くことが好きだった私が書けなくなるまで

大学を卒業する頃まで、私は創作活動が好きで、活発に行なっていた。主に、小説や詩を書き、たまにイラストも描いていた。作曲も楽器も出来ないが、歌うことは好きで、1人カラオケも滅多にない贅沢として、稀に行っていた。
しかし、社会人になってから、働くことの体力的つらさ、そして何より精神的つらさで心身ともに擦り切れ、創作意欲は無くなった。休日も頭はろくに回らず、ただ眠り続けたいとばかり考えていた。仕事が始まる朝を迎えたくなかった。早期リタイアの夢想だけをして、何も出来ずにいた。
そして数年後、限界が来て、私は仕事を辞めた。

書きたい欲望が湧いてきたが

仕事を辞めても、すぐに健康は取り戻せなかった。眠ってばかりの日々がしばらく続き、数年経って、漸く非正規の仕事を始められるまでに至った。現在も仕事は続いている。そして、近頃予想外にも、わずかな創作意欲の復活を感じつつある。
ところが私自身が私の邪魔をする。人生をつまらなくする。私が過去の創作活動で生み出したものは、全て恥ずかしい自己陶酔の産物だと罵ってくる。人に見せられないし、ナルシストの作品に何の意味があるのか、無価値だ、と説得してくる。

そもそも何故、自己陶酔だと感じるのか

結局のところ、私が書くものというのは、全て私の経験から生まれてくるものであって、その発生源である私自身を私は好きではないし、好きになってもいけないと思っている。だから、創作活動なんて自己陶酔だと恥ずかしくなり、自身に対し罰したいような感情が湧いてくるのではないか、と、今日、唐突に閃いた。それで、仕事で滅茶苦茶疲れているけれど、やりきれない気持ちを吐き出したくなって、こうしてそのまま書いた。書ききった今でも、今後どうやって向き合えばいいかは分からない。