ウオの回遊日記

自由に日々を記録する

【日記】23/4/1:自分はつまらない人間だなんて誰も思いたくないだろう

いわゆる虫の居所が悪い日だった。
最近、家族がVTuberライブ配信を追いかけるのに夢中になっている。それで日常生活に支障は出ていないし、私を無視するなどということもないのだが、ちょうど配信を見ているのに気付かず私が話しかけると、上の空で返事が来る時がしばしばある。自分もそういう時はあるだろうから、お互い様と思って、気にしないよう努めていた。

 

しかし今夜も上の空で返事をされ、それまでは楽しい休日だったのが、急激に怒りと悲しみへ変わってしまった。お互い様と言っていたじゃないか、それに、VTuberを見ている方が私と話すより楽しいなんて言われたわけでもないじゃないか、と自分に言い聞かせるのだが、確かに感じた怒りと悲しみは消えてはくれなかった。平気なふりをしてトイレに入ったら、泣けてきてしまい自分で驚いた。

 

ちょうどその数時間前に、たまたま私の昔話をしていて、過去に周囲の人々から、つまらない奴だとか、暗いと評されて辛かったこと、でも今は家族がそばにいてくれるから嬉しいことを話した。
そのあとの、上の空の態度だったので、タイミングも悪かった気がする。

 

そもそもVTuberは選ばれし人々、なんらかの芸の才能を持っていたり、面白い話ができる頭脳を持っている人の中でも、頂点の人々なわけだ。だから張り合う気はさらさらないのだが、それでも落ち込みはする。


以前から、私はつまらない、暗い人間なのだと言われてきたのだから、尚更、効いてしまう。
でも一方で、昼間はあんなに家族との休日を楽しんでいたのに、これほど急激に死にたい気分になるなんて馬鹿げている、冷静になれよ、とも思う。
家族が私に気を遣って趣味を楽しめなくなるのは良くないので、寂しいとか、やっぱり私などつまらない人間なのだろう、なんて言葉は吐かず、今は黙っている。しかし挨拶は無視してしまった。本当にしょうもない。

 

ここ数年、私は作曲とか動画作成など、なんらかの創造的な趣味に取り組もうとして取り組めず、でも諦めきれずに思考のループに囚われている。あとづけかもしれないが、私がこれほど悩むのは、やはり、つまらない、暗いと言われた奴らを見返したい、自分はつまらない人間だとか無価値な人間ではないと認められたいのかもしれない、と思ったりした。真相は分からないし、抜け出す方法も分からない。いつまで続くのだろう。