ウオの回遊日記

自由に日々を記録する

【日記】22/12/30:年末年始は体調を崩すもの、疲れるもの、なのか

家族と平和にのんびり過ごす年末、とは中々いかない。義父母との考え方の違いから、帰省するかしないかで揉めること、数年。今年も家族が断りの連絡をすると、そっけない返事が来たらしい。こちらが行きたくないから、コロナを口実に使っていると思われているらしいが、実際、私の本心は行きたくない。
そもそも、家族は本心から義父母を心配し帰省を控えたいと伝えているのに、本当は行きたくないからだろうと邪推するような人達とは、良好な関係を続けられるとは思えず、足が遠のいて当然ではないか。またそれ以前に、私は家族と一緒になる際、義父母からは「お前は愛情ではなく自分の利益のためだけに一緒になろうとしているのではないか」と面と向かって言われた、あの時から彼らを軽蔑している。その後色々とあり、たまに会って当たり障りのない会話だけは少しできるようになった頃、「今までのことは水に流して仲良くしましょう」等とも言われたが、人には、水に流せない言葉というものがあると私は思っている。いちど口にして伝えてしまえば、取り返しのつかない言葉。私にとっては、彼らはそういう言葉を私に投げつけたのだから、水に流すことなどできないのだ。
こんな感じで、義父母から何か連絡が来て揉めるたびに、昔の無礼の数々を思い出して、憎しみに近い怒りが湧いてくると、物凄く消耗する。年末くらい、こんなストレスは無しでいたかった。
でも、年末年始というのは、家族が連絡を取り合ったり、集まったりするものだから、我が家だけでなく、色々な家族の間で、こんなしょうもなくて悲しい揉め事が毎年発生しているのかもしれない、とも思った。

昨日は家族と近所のスーパーに出かけて、仕事納めのお祝いに御馳走を買った。私は節約を考えてしまいがちだが、なんとか我慢して、初めて大トロだけが入ったお寿司のパックを買った。脂が凄くて、甘くて、とても美味しかった。しかし食後1時間ほどして、まあまあ強い胃もたれが襲ってきた。慌てて家事を済ませ、寝室の布団に避難し、そのまま午後はひたすらネットを眺めて気を紛らわせた。美味しかったのに、悲しい。以前も叙々苑で焼肉ランチを食べたあと、気持ち悪くなってしまったことがある。もう年齢のせいで、脂が凄いものは受け付けなくなってしまったのだろうか…。

今日は夕方から、にじさんじのユニット歌謡祭を家族と見ながら夕食を摂った。歌唱力が高くて、映像も綺麗で、楽しかった。チケットを買って良かった。

そんな楽しい最中、地元の親戚と久しぶりに連絡を取っていると、祖父母の体調が良くない、という知らせが来た。私の親は、親戚や祖父母に色々と迷惑をかけてきたので、そんな祖父母が今大変なことになっていると聞いて、距離的にも経済的にも無力な自分が悲しくなった。また、私が年を重ねるほど周りも当然年をとるわけで、今更当たり前のことを、とも思うが、年々、こういう、つらい知らせが増えていくのかもしれないと気付き、気持ちが沈んだ。私も含め、人の一生というものは、一瞬一瞬を切り取ったら楽しいこともあるだろうけれど、長い目で見れば、手垢が付いた表現だが失うことや苦しいことが増えていくばかりなのではないか。年末年始は楽しく1年の終わりと始まりを迎えたいと思っていたのに、こんなことを考えて悲しくなった夜だった。