ウオの回遊日記

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【Minecraft】Minecraftを始めて1周年を迎えた感想

Minecraftを始めて1周年を迎えた

始めて建てた拠点の正面

始めて建てた拠点を正面から

Microsoft Storeでインストール日時を確認したら、2020/04/29にインストールしていた。コロナ禍のせいもあり、あっという間に1年が過ぎていたことに今更驚く。
確か昨年の秋頃にアップデートがあり、村人がそのへんの地べたで寝たり、すっ飛んで行ってしまう恐怖を味わい中断した時期がありつつ、家に引きこもっている間、時間があればいつも遊んでいた。

始めたきっかけ

前職で働いてた頃、「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」が最大の趣味、かつ、癒しだった。厄災ガノンを倒しゼルダ姫を救う、という最終目的はあっても、達成するまでのルートはプレイヤーの自由。どこに行っても、何をしてもいい。今までいわゆる「オープンワールド」と呼ばれるカテゴリのゲームを遊んだことがなかったので、とても新鮮で、自由ってなんて素晴らしいのだろうと感動した。
そのへんの崖を登り、てっぺんからの景色を見たい。それだけといえばそれだけの欲望のままに動くのがたまらなく快感だった。

ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド_カカリコ村近辺の山から見た夕陽

行く先々に絶景があった、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド


ゼルダをクリアし暫く経ってから、長年ファンだったゲームの新作を買った。しかし正直なところ残念な内容だった。あまり書きたくないがどこかに悲しみを吐露したい気持ちもあるという複雑な心境にさせられ、結局そのゲームからは離れた。すると趣味が無くなってしまった。今もほぼゲームしかしていないが、昨年はもっと、やることがなかった。時間が空いてしまうと、精神を病んでいたので、ネガティブな思考に囚われ、とことん沈んでいってしまう。とにかく隙間を埋める趣味が必要だった。
そこで、ゼルダに似たゲームを探すと、「オープンワールド」ゲームの中から探せばいいとの情報を得た。探してみると、数はあったものの、ピンと来るゲームが中々見つからなかった。
しかし探していくうち、見覚えのあるパッケージが目に入った。実家に住んでいた頃、新聞と一緒にしばしば入ってきたゲームショップのチラシで見かけた顔だった。彼の名前が「スティーブ」だと知るのは、その後、マイクラ実況動画にハマってからだった。

 

youtu.be何回も繰り返し見ているBellさんの実況。ゆっくりが本物の人間みたいにイキイキ話しているような、素晴らしい技術力。

 

商品ページ等でゲームの説明を読んでも、最初は何が出来るゲームなのか、あまり想像がつかなかった。貧乏性なので、楽しめるのか不安なうちは、購入ボタンを押すまで時間がかかった。数カ月は悩んでいた。
ただ、家族に相談すると、買って試せばいい、との前向きな助言がすぐにもらえた。しかも、よく調べてみると、Windows版には試用版もあると分かった。
発見してから数カ月、ようやく昨年の4月中旬に試用版を遊び始めた。そして試用版の時間切れをすぐに迎え、一切悩まずに購入ボタンを押した。
掘るのも、探索も、建築も、とにかく楽しすぎて試用版では全く時間が足りなかった。

Minecraftの素晴らしさ

何をするのも自由

某所拠点建築中に作った畑

某所拠点建築中に作った畑

戦うのが好きな人は、探索に出かけて、敵モブと戦ったり、戦利品が手に入ったりする。
動物が好きな人は、あらゆる動物を探してきて、飼うことができ、繁殖させたり、羊毛を刈り取って建築に使ったり、村人との取引に使ったりできる。
鉱石集めが好きな人は、ひたすら掘る生活に没頭できる。自然生成される洞窟で探してもいいし、自分で掘る場所を好きな地点に作ることもできる。
他にも色々なタイプの人がいると思うし、全部ひっくるめて好きな人はもちろん全部の行動を好きな時に好きなように出来る。
したい行動に必要な道具は種類や耐久度、行動の素早さに対しレベルがあり、序盤は少し不便さを感じたりするが、逆に不便さを楽しめたり、道具をレベルアップさせていく過程も楽しめたりと、隙がない。

難易度とモードが柔軟に変更できる

最初、Minecraftといえば「サバイバル」らしい、と意気込み、「サバイバル」モードの難易度「イージー」でスタートした。しかし、拠点第1号のドアを意気揚々と開けた瞬間、目の前にクリーパーが立っていた。数年上げていなかったレベルの悲鳴を上げてしまった。家族から怒られた。
その後も、拠点すぐ近くの山にある、初めて入った洞窟で2体のスケルトンに何も出来ずボコボコにされた。リアルでも蜘蛛が大の苦手なのに、巨大な蜘蛛がそのへんをうろつくことも知った。私は「イージー」を諦め、「ピース」に切り替えた。「ピース」では体力は自動回復し、空腹が無い。溺死もしない。私としては敵モブが出ないだけで、それ以外の自然の驚異や人間的身体機能は「イージー」以上と変わらないままでいてほしかったが(多少のスリルや制約は欲しいというわがまま。)、難易度「ピース」が用意されていて本当に良かったと思う。もし敵モブの出ない難易度が存在しなかったら、ビビりの私では続けられなかったかもしれない。

エンディングまでクリアしなくてもいい

ラスボスや裏ボスの存在は知っている。ただ私はまだ会ったことがないし、当分会う予定もない。彼らを倒さないと得られないアイテムもあるが、なくても遊べるし、むしろ人によっては全く困らない。
だから、「あれをやるには(嫌だけど)これをやらなきゃ」が私の中で発生しなかった。好みもあるだろうけれど、そういう調整が嬉しかった。

あらゆるものが素材になる

始めてコンクリートを使った拠点の正面

始めてコンクリートを使った拠点

小麦を植えて、余った種はコンポスターという道具を使えば骨粉になり、肥料や染料に使える。
サボテンはゴミ箱にも染料にも、もちろん植物としてインテリアにもなる。
砂利と砂と染料を組み合わせてクラフトすれば、様々な色のコンクリートパウダーになり、建築の幅が広がる。
何かの過程で得たアイテムから、他のことに繋がる上に、用途が多い。必然的に、何か行動すること、収集することがただただ楽しくなる。

いつまでも見ていたいデザイン

畑仕事中の村人(農民)

村人はかわいい

実はMinecraftを始める前までや序盤は、四角で構成されたデザインに驚いていたし、馴染めなかったりした。ゼルダや他のゲームのビジュアルを見たあとだったので、なぜ今、四角いのか、疑問だった。リアルに近い方が実際に体験している感があって、いいのではないかとも思っていた。しかし大きな間違いだった。むしろ今は大好き。没入感は怖すぎるくらい滅茶苦茶あるから全く問題にならない。村人の大きな鼻も、初対面ではセンスに驚いたが、今は村人自体がもう大好き。彼らの声を聴いたり眺めるのが1つの楽しみにさえなっている。
語彙がないしデザイン工学?とかも分からないけど、色使い、形、とにかく世界を構成している全てが違和感なくMinecraftにマッチしていると感じるし、見ていて飽きない素晴らしさがある。やっぱり象徴的な土ブロックは1番好きなデザインかもしれない。

単純作業の快感を高める音の数々

ブランチマイニング中に見つけたダイヤ

無心で掘り見つけたダイヤ

家を建てるためにひたすら整地をしている時、ダイヤを探して黙々と掘っている時、聴こえてくる音が心地よい。
土を掘る時の「ジャッ」「ジャッ」という音や、石を掘る時の「ポクッ」「ポクッ」という音が大好き。いつまでも聴いていたい。
ただ実況動画を探してみると、シンプルに整地したり、掘っている動画があまり見つからない。たまに見つけると、実況者の方にはとても感謝している。

趣味は大事

Minecraftを始めて1周年を迎えた感想をざっくばらんに書いてみた。やっぱり趣味は大事。どれだけMinecraftが楽しい時間を与えてくれているか、書いていて改めて実感した。自分で遊ぶだけでなく、実況動画を見るという新しい楽しみも見つけたから、Minecraftに何かしら触れている時間は相当なものとなっているだろう。
Minecraftを生み出して下さった方々、今も開発に携わっていらっしゃる方々、実況動画を作って下さる方々に、本当にありがとうございます。
Minecraftを遊んで本当に良かったです。