ウオの回遊日記

自由に日々を記録する

【歯列矯正】顎の拡大装置の装着

今日、遂に、顎の拡大装置をつけた。

想像していたより平気かと思ったが、そんなことはなかった。

 

付けた直後から、じんわりと締め付けるような頭痛が続いている。そして、食事が物凄くつらい。装置が邪魔で、舌をうまく動かせず、両方の奥歯に食べ物を等分に運び、奥歯で咀嚼する、という普段の食べ方が全くできなくなった。普段の食べ方、と書いたが、今日、装置を付けてはじめて、気づいたことだ。舌が果たしていた役割は想像以上に大きかった。

今日の食事はおかゆとポテトサラダ。しかも時間がかかりすぎて完食できなかった。すぐにお腹が空いて力が出ずイライラする。かといって食事の時間になっても、上記の通り不便な状態なので、嬉しくない。物凄く食べることに手間と時間がかかり、いっそ点滴で接種したいとさえ思った。最早、食事はただの面倒な作業に成り果てている。

いずれは慣れるだろうと信じているが、正直、今は後悔の気持ちでいっぱいだ。装置をもぎとってしまいたい衝動が、突発的に襲ってくる。愚痴ばかり出てきて家族にも申し訳ない。装置の装着期間は半年間の予定で、ネットで聞いていた期間より短かったので、当初は安心した。

しかし今は、途方もなくゴールが遠い気がして、いきなり目の前に大きな落とし穴が空いたような、真っ暗な絶望感に苛まれている。

早く慣れたい。こんなメンタルで長いこと生活なんて出来ない。