近頃はコロナによる自粛も少なくなってきたようで、私の勤務先でも対面の飲み会の話がちらほら聞こえてくる。
私は忘年会の1年前から、憂鬱で仕方なくなる人間なので、このような飲み会解禁の状況はイヤでたまらない。
飲み会の何がイヤって、
- 複数人を相手に同時に気を遣って疲れる
- 自分の表情が暗くないか、不快でないか気になって疲れる
- あれは失言だったのではないか、と気付いて脳内反省会をして疲れる
- 私の話はつまらないのではないか、と気付いて脳内反省会をして疲れる
- そもそも居る意味が分からないくらい、私と話したい人が居ないように思えてきて疲れる
こんな感じで挙げればキリがない。今まで何回も嫌な想いもしたし、嫌な想いをさせてきただろう。
だから、私は、絶対に行きたくない。
しかし、ネットで様々な意見を探すと、
- 社会不適合者
一言で例えるなら、そう言っているに等しい、飲み会に行きたくない人へのキツイ物言いも見かけた。
皆、嫌だけど我慢しているのだ、それが大人なのだという、何度も見かけた意見も当然あった。
それは今の社会では、正しい意見、大多数の意見なのだろう。しかし理解してくれる人も吐き出せる場所も、家族1人しかいないので、ここにも書き出して発散しておく。
飲み会が最もつらかった瞬間は、上にも挙げたけれど、やはり、自分がその飲み会に居る意味を感じられない時だった。ただただ時間を無駄にし、心をすり減らしながら美味しくもないお酒を飲む。時間の進みが物凄く遅くなる。思い出しただけで胸がギュッと締めつけられるような感覚がする。もうあんな時間は味わいたくない。
しかし私という人間は、中途半端に世間体が気になる性格で、口も上手くないので、いつも良い断り方が思いつかない。
あとしばらくは幸いにも、歯列矯正装置が付いているので断る口実にも出来そうだが、それが無くなった時は、また考えねばというか悩まねばならない。
本当に飲み会など絶滅してほしい。